読書

量子力学の解釈問題

半分あたりでついていけなくなった。 おぼろげにでも要点がわかったと思えたのは、訳者あとがき読んだ後だったというのは秘密。 − モノシリック共振器のなかでぐるぐる光を回し、周回してきた光の干渉の効果で反射がなくなる、というのはすげーと思った。 た…

ドグラ・マグラ

これも青空文庫で公開されてる。 何でも三大奇書などとたてまつられてるそうな。 4分の1ほど読んで、メタメタだなぁと思った。 3分の1ほど読んで、すごくつまらない。 自分は脳の話は嫌いだ。 脳を語る人も嫌いだ。 読んでる途中。 携帯で。 病気ですな…

グレート・ギャッツビー

そういえば、2ヶ月ほど前に読んだ。 携帯で。 グレートでした。

黒死館殺人事件

なんせ青空文庫で公開されてるから、読んじゃいましたよ。 携帯で。 病気ですね。 − 法水さんは探偵という先入観があるのだが、肩書きは刑事弁護士なのね。なんだそれ? この衒学探偵が常人には理解の及ばぬ論理で次々と事件を解明していくのだが、それを一…

量子力学の解釈問題

この間、ちょっとリッチな気分になってて、本を3冊買った。 まぁ、それでも2000円だけど。 俺のリッチ安いな。 − そのうちの一冊がこれで、上の問題はこの本の中で取り上げられていた。 (といっても主題がこれなわけではないので、パズル本を期待しな…

小説「聖書」旧約篇

ぶっくおふでうってた。さんびゃくごじゅうえんかけるにさつ。 別にいまさら信仰を求めようとしたわけではない。 もっとメディアを楽しみたかったから学ぼうと思った。 なんつっても世界三大宗教だから、音楽や物語で聖書を下敷きにしてるものって多いんだよ…

ディアスポラ

約2ヶ月かけて読了。 1日数ページということがざらな、険しい道のりだった。 某ふしぎなことなど何もない小説はもっとぶ厚いが、こんなに長くはかからない。 わかりにくいのは確かだが、それよりも、なんか、 ー 読み進めようという気が起こりにくいというか…

ディアスポラ

ディアスポラ読んでる。 現在80%くらい。オーランドがヤドカリとフュージョンしようかというところ。 細かい部分はわけわかりません。 ただ結末は気になるので最後まで読む。 やっぱりこの人すごい想像力だと思う。 − 今のところのあらすじ − 未来。人々…

ぼくになることを

ディアスポラを読み始めて2週間くらいになるが、 まだ100ページくらいしか進まない。(全体の5分の1) 借りたものではなく買ったものの特権で 途中まで読んではまた最初から読み直したり のらりくらりと読んでるところ。 ‐ 数学を専攻してない身として…

ディアスポラ

面白いに違いないとは踏んでいるのだが 15ページくらいしか読み進められない。 読む元気を分けてくれ世界の皆さん。

アイ・ロボット

古典。 ちなみに中国語では阿西莫夫(あしもふ)の「我,機器人」。だよねー(^^ http://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%89%BE%E8%90%A8%E5%85%8B%C2%B7%E9%98%BF%E8%A5%BF%E8%8E%AB%E5%A4%AB ‐ 読んだのは半年くらい前だった。 今日になってふと、自分なりに人間…

あなたに似た人

今読んでる途中。 途中の「皮膚」が非常にゾクゾクしたので感想を書きたい。 − おっさんは酒場で一人酒を飲んでいた少年に興味を持つ。 聞いてみると故郷が自分とすぐ近くではないか。 すっかり気に入ったおっさんは少年を妻の待つ家に招く。 少年は若い画家…

亡国のイージス

ブックオフで100円で売ってた。買いだ。 文庫版だが、表紙がアメリカのミリタリー小説ぽくて面白い。 でも何の絵が描いてるかわからん。 今でこそメジャー(?)になった北朝鮮工作員だが、この本が出たころはほとんど認識がなかったな。 そもそも北朝鮮とい…

祈りの海

順列都市が面白かったので短編集を買ってみた。 はっぴゃくよんじゅうえん。たかい。 − どいつもこいつもおもしろい。 筒井康隆のナンセンスな話ぽいところもあった。もう少しまじめだけど。 大体が近未来で、新しい技術が我々の生活を少し変えている時代。 …

嵐が丘

ぶっくおふでうってた。 ひゃくごえん。 − ・あらすじ イギリスの片田舎、空が荒れれば嵐が吹き付ける高台に、屋敷があった。 ある日主人のアンショー氏が、旅の途中で親のない子を拾ってくる。 ヒースクリフと名づけられたその子供は、ヒンドリ、キャシー兄…

順列都市

近未来、富豪たちは自分の”コピー”を作製することで、半永久的な命を手に入れた。 ”コピー”とは、脳の行動規則をデータに落とし、コンピュータ上で精神を走らせる技術である。 ”コピー”の永遠は完全に思える。 時間の流れる速さが外界の17分の1であること…

冷たい密室と博士たち

うーん。想像もつかない動機だ。 犯人が明らかになっても別段驚かないが、理由に意外性がある。 てっきり教授は手柄を独り占めしようとする悪い人、と予想してたんだがなぁ。

さおだけ屋はなぜつぶれないのか

あまりにもすらすら読めたので、内容をさっぱり憶えていない。

かえさる→おくたヴぃあぬす

オクタヴィアヌスは、あれだな。絶対に色白で目の下に隈ができてるな。 で、朝10時ころ起きてきて1、2時間仕事して、その後自室に引っ込むのだ。体調不良で。 間違いない。

塗仏の宴〜宴の始末

もう読み終わってからまる3ヶ月たっているが、感想を書いてみようかと思う。 面白いと思った点: 関口さんが病んでいるのはいつものことだが、今回は敦子とかいつもまともだった面々すら言動が怪しくなっていること。 それは催眠術によってだったりその他も…

塗仏の宴〜宴の支度

年末年始に暇な時間がたっぷりあったので読んでみた。 シリーズを大分読んだと思うのだけど、これでも9年前の発表。 最新刊を読むのはいつになることやら。 別に読むのが遅いわけではなくて、この本も3日くらいで読んだが、 なんか胃もたれみたいな感じが…

ユリウス・カエサル ルビコン以前

「ローマ人の物語」がおもしろい。 半年の間に購入した文庫本は10冊に越した。 熟練のタチヨミストである私にしては、とても珍しいことだ。 一体、どこが魅力的なのか考えてみた。 文体は簡潔で明瞭。 史料を基にした膨大な情報の積み重ねが、言葉に真実味…

こないだ読んだ本

疾走 面白かった。 いや、何が面白かったかといわれても書けない。 読んだのが半月前のことなので内容をほとんど覚えていない。 Amazonのコメントとかをみて、ようやく手がかりがつかめて、そこから必死に思い出そうとしている。が、どうしても結末が思い出…

線文字Bを解読した男

イギリス人将校の父とポーランド人の母の間に生まれたヴェントリス少年は考古学の本が大好き。 ある日講演に来ていたエヴァンズ教授の洩らした言葉に14歳の少年は反応する。 「線文字Bは解読されていない、とおっしゃいましたか?」 18歳で論文が雑誌に掲載…

最近読んだ本

鉄鼠の檻 榎木津@神キターーーーーッ。 佐川君からの手紙 前半は文章が詩的というか、インテリぶってんなーって感じがして嫌だったが、オハラさんが出てくるあたり、そして佐川君についての証言と筆者の目にしたものが交互に並んでくるあたりからは思わず読…

ハンニバル戦記

これは半端じゃなくおもしろい。 ローマ人の動機とカルタゴ人の動機、 ローマ人のやり方とカルタゴ人のやり方、 一兵卒から隊長、執政官の行動、経過と結果、 結果に対する対策、過去から汲み取る知恵、 そしてハンニバルやスキピオら英雄の活躍。 このおも…

驚異の百科事典男

アメリカの雑誌編集者A・Jジェイコブズさんは、ある日決心した。 父が挑戦し挫折した試みをやり遂げることを。 それはブリタニカ百科事典32巻65000項目を読みぬくこと。 積み上げると1メートルを超える塊を前にし、早速彼はくじけそうになる。 - 本屋での立…

永遠の仔

小児病院精神科で知り合った梁平、笙一郎と優希。 卒業そしてある事件を境に三人は別れ別れに。 互いに求めつつも距離を置いて来た三人が17年ぶりに出会うとき、 心の底に抑えていた父殺しの記憶が浮かび上がる。 − 老人介護施設の施設長は言う。 自分の生活…

物理読本2 量子力学編

うーんこれが戸田さんの顔か。はじめて見た。 ていうか、カラー写真はなかったのか。 主な内容は、「ラザフォードは偉大だ」というのと「シュレディンガーはすげえ」という2点、ではないが、それが記憶に残ってる。 シュレディンガーは一見穏やかで実は怖い…

沈黙の春

読みきった。がんばった。 まず、私はこの本に対し、自然保護のさきがけという言葉に惑わされ間違った先入観を持っていた。 この本で主張されていることは、 ・化学薬品による汚染 近代の化学工業は、害虫駆除、雑草取りのために多種多様な毒を自然に撒き散…