亡国のイージス

ブックオフで100円で売ってた。買いだ。
文庫版だが、表紙がアメリカのミリタリー小説ぽくて面白い。
でも何の絵が描いてるかわからん。
今でこそメジャー(?)になった北朝鮮工作員だが、この本が出たころはほとんど認識がなかったな。
そもそも北朝鮮という国についての知識が、国旗と38度線くらいだった。
日米の関係、自衛隊など、非常にセンセーショナルな内容だと思う。
あと、映画にしやすそうな本だなぁと思った。
いかにも映画の演出といった感じの書き方が何箇所かあった。
全員敬礼とか、護衛艦に手を振るとか。
悪く言えばどっかで見たような、ということだが。
別に悪かないか。
主人公2人がラブラブ過ぎるような気もするが。まいいか。
台詞が一箇所、非常に印象に残ったので引用する。

「この感覚の鈍さ、伝えきれない思いがあるから、人は人とつきあってゆける。」
最近これに納得することしきり。

# 納得するところしきり、か?納得することしきり、か?
# ぐぐってみたら、ことしきりの方が多かった。たぶんこっちだらう。