塗仏の宴〜宴の始末

もう読み終わってからまる３ヶ月たっているが、感想を書いてみようかと思う。
面白いと思った点：
関口さんが病んでいるのはいつものことだが、今回は敦子とかいつもまともだった面々すら言動が怪しくなっていること。
それは催眠術によってだったりその他もろもろの理由によってではあるのだが。
全然異なる方向で調査を進めてきた面々が集合したとき、何かが明らかになるどころか、さらに混乱が増し、お互いのことが疑わしく思えてしまう、という変な状況が作られている。
面白くないと思った点：
結末。上の状況の変さに比べてインパクトがない。２作目と似ているような気がするが、２作目の結末はかなり印象が強かった。なんでだろう。
首謀者・過去・ゲームの商品・参加メンバー、いろいろなものが関係しすぎて、複雑になりすぎて消化不良を起こしているのかもしれない。
その点２作目は簡単だった。燃えるマッドサイエンティスト。２作目が一番好きだ。にきびが。