コーヒー飲みすぎで気持ち悪い・・・

職場にちっちゃなインスタントコーヒーの瓶を持っていったら
つい飲みすぎてしまう。
胃壊しそうだ。

それはそうと、仕事がテンパっている。
明日に終わる量じゃねえっすよ。
猫ひろしでいいから手を借りたい。
実際に猫ひろしが来たら困るけど。

気分悪くて眠れないので、3年前に見た映画エレファントの感想を書こうと思う。

映画の主題は某コロンバイン高校の銃乱射事件である。
当然犯人である二人の高校生に注目すると思うのだが、この映画ではもっと広く俯瞰して他の学生も含めた、周囲の雰囲気を描こうとしている。
印象に残っているのが、女子3人が友達同士で昼食をとったあと、揃ってトイレで今食べたものを吐く、という本編と全然関係ないシーンだ。
食中毒とかそういう話ではない。
彼女らには太ってはならない、モデルのように痩せておしゃれで無くてはならないという強い強迫観念があるのだと思う。
また高校ならどこも似たようなものだが、体育会系の花形選手とそれ以外の間に階層わけのようなものが存在し、外れたものはどこか敗者の気分を味わっていた。
インターネット通販で銃・弾薬が誰でも購入でき、銃を乱射するゲームも巷に溢れている。
それに手を出すか出さないかは個人にゆだねられてしまっている。
それが高校生だろうと、中学生だろうと。

そういったピリピリに気づかないように、平穏な風に学校と家庭の生活は過ぎてゆく。
たまたまそれが犯人の2人のところで大きく裂けたのだ、とこの映画は言いたいのではないかと思う。
もしかしたら裂け目は他の誰かだったかもしれない、というか、他の部分でも常に小さくほころんでいるのかもしれない。
その噴出の仕方が、いじめであったり麻薬であったり売春であったり、音楽とか前向きな表現として現れたりする。
この事件ではそれが銃乱射という目立つ結果になった、というように考えている、私は。

コーヒー飲みすぎで明日吐くんじゃねぇかな、と思ったら、ふと上の吐くシーンを思い出した。
ただそれだけ。