段落1、それはつまり文章中で一番最初にある段落ということであり、それの基本的な位置づけは、むかし国語の時間にならったように、著者がその文章で表現したいことの簡潔なまとめになっているものであるが、作家とか記者といった文筆業で食べている人達にとっては、自分の書いたものを目立たせ、好評を博して評価が上がり、さらに仕事をもらうために精一杯アピールする、いわば「つかみはオッケー」の場なのである。

段落2は段落1に比べると地味な存在であるがそれは当然で、段落1で場を盛り上げた後、そのテンションが最高潮に達するのは文章の終盤であり、段落2で終了するならばまだしも、段落5で完結するものを段落2から全力投球していては、書くほうも読むほうもつらいものであるから、段落2は幾分段落1よりも抑え気味であることが多い、というのは全くの出鱈目であり、要するに何を言いたいかというと、はてなダイアリーで段落をつけたい場合は、間に空行を一個挟むだけで良かったのではないかと気づき、実験しているのである。

はてなダイアリーの新機能である、記事タイトル(薄黄色)をクリックすると編集できる、というのはなかなか便利だね。プレビューがないけど。ツールバーもないけど。使わないから全然OK.

この実験でわかったことは、行末に改行を入れると新しい段落になるということで、今まで段落のつけ方がわからないと悩んでいたのは、一文の終わりに必ず改行を入れる自分のスタイルのせいだったということだ。段落のつけ方がわからないのではなく、段落にしない方法がわかっていなかったのだ。改行を入れなければ、ほらこの通り。

でも、自分のスタイルを変えるつもりはないね。