録りためていた映画を見たよ

台風でテレビの調子がおかしくて番組が見られないので、昔録りためていた映画を見た。

一本目は「プレステージ」。

2010年くらいにツタヤで見かけて、面白そうだなぁと思って、実際にみたのが2019年。

PCでゲームやりながら、いいかげんな感じで視聴した。

一度見た後もう一度見返すとさらに楽しめる伏線バリバリの映画だった。

まあ、あまり真剣に見ていなかったのであれだが、人間コピー機出してしまった時点でいったいどういう方向の映画を作りたかったのか疑問である。SFか?

「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」とは言うけれど、これはどう見ても魔法です。本当にありがとうございました。

二本目は「オールド・ボーイ」。

これは他のことする余裕もなく、序盤で引き込まれた。

テンポの軽快さ、構図の斬新さ、予想できないストーリー、どれもすばらしい。

オチである紫の箱。あれはセブンのアレだと思ったね。しかし蓋をあけてみると、これはひどい。じわじわ来るエグさ。元々知り合いなんではと思ってはいたけど、あんまりだ。。

しかも犯人の動機は完全に筋が通っていて、どちらかと言えば主人公が悪い。犯人の行動と執念は狂っているが、罪に問われることはしていない。

それでも、獣にすら劣ると自覚する主人公でさえも、戦って生きていくしかない。奪われたものを取り戻さなければいけない。ハードボイルドである。

やっぱり真剣に見るべき映画は映画館で見るべきだね。一人で自宅で映画を見ると、PCやらスマホやら誘惑が多すぎる。