1/12 C-3PO & R2-D2
スターウォーズのプラモを買いました。
1/12 C-3PO & R2-D2 | バンダイ ホビーサイト
年末あたりから、金ぴかのやつが、いいなー、欲しーなー、と思っていて。
プラモなんて買うの下手したら20年ぶりくらいだから、迷ったあげく、
お年玉を握りしめる子供のような気持ちでホビーショップに行き、2体セットを購入。
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本格的なプラモを組み立てたことがないので、練習も兼ねて、簡単と思われるR2-D2から製作開始。
こういうランナーが3枚くらいと、シール、デカールがついています。
組み立てにはニッパーが必要です。ヤスリ、塗装は今回はしません。
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一つ目のパーツを切り離すとき、ぎりぎりでニッパーをあててしまい、銀メッキがはがれて残念でした。
こういうのは、パーツから離れた部分で一度切ってランナーから外した後に、不要なでっぱりを丁寧に切る「2度切り」が推奨されます。
まあ、面倒くさいんので、表に出ない部分は一回で切っちゃいますが。
今回のキットは、とくにC-3POのほうはメッキパーツのため、メッキできない切り口が表面から見えない「アンダーゲート」という設計になっています。
この場合、一度ランナーから外した後、横にはみでる部分を切り、さらに裏にはみ出る部分を切る「3度切り」が必要になります。
R2-D2で練習しておいてよかった。
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1時間半くらいで組み立て終わり。
わあ!どこからどう見ても R2-D2だ!
かわいいなー、もう。
この後、デカール(水につけて貼る薄いシール)を貼って、もう少し本物っぽくしましたが、あまりにも細かい部分は自分の力量的にギブでした。
塗装できるならそちらの方がかっこいいですね。
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足の部分を組み立てて思いましたが、細部のディテールを再現するために大量のパーツが使われています。
付属のシールや取り換えパーツも手に余るくらいそろっていて、スターウォーズのジオラマを作りたい人はこれ一つで足りそう。
疲れたのでC-3POは翌日に。
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さて、本番ともいえるC-3PO組み立て。
このようなランナーが5枚くらい。
C-3POといえば、見ての通り金ぴかです。ランナーも3枚が丸々金メッキです。
ということは、そう、アンダーゲートです。。。
合計すると1時間くらい、ニッパーでパチパチやっていた気がします。
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大変だったのはデカール貼り。
C-3POでは、腹部とひざの裏に配線の凹凸を模した黒パーツがあり、その上からコードの色がついたデカールを貼って密着させると、パーツの凹凸とシールで本物のコードっぽく見えます。
しかし、なんせ初心者なもので、本当にくっついているんだかわからない。
乾いたと思って触ると簡単にはがれる。
指で強く押して圧着しようとすると逆に指につく。パーツの凹凸で破れる。
はがれだしてるけど、早いところ組み上げて触らないようにしよう〜
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と、思ったら、腹と腰をオモテウラ逆に組んでいました。
あー、これはC-3POも怒るわ。チューバッカを笑えないわ。
今にもはがれそうなデカールを気にしつつ、やけに固く組み合わさった腰パーツを逆転させる。
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おそらくパーツの切り出しに疲れていたため、また金ぴかパーツに目がくらんだため、単純なミスを連発します。
腕と手を組み合そうとしたらジョイントパーツをはめ忘れていた!
これは左手じゃなくて右手だ!
なんか、切り出してみたけど、このパーツじゃなかった。このパーツ何番だっけ??
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そんなこんなで、2時間くらい格闘してようやく完成。
ああ、やっぱこの2体は絵になるぜ。
塗装しない素組みでも十分映えるのはC-3POのいいところ。
首や手は比較的自由に動きます。ヒジは動きますが制限あり、下半身はあまり動きません。その不自由さがC-3POらしい姿になっています。
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なお、2015年にR2-D2とC-3POがそれぞれプラモ化されていますが基本的なつくりは同じです。
R2-D2の方はシルバー部の塗装がつや消しメッキに変わったこと、C-3POは右足が旧3部作の銀メッキから、ep7仕様の金メッキに変わったという、地味な(笑)変更があります。
でも左腕は赤じゃないのな。
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関係ないけど、宝石の国、面白かったですね。
あんな風に腕と足が別のものに変わってしまうのは、からくりの鳴海とか、漫画のホムンクルスとかありますが、C-3POもあんなふうにパーツを換装して強化していくキャラになったら・・・ちょっとヤだな。