結局選挙に行かなかったわけだが

正直なところ、誰かに投票してその人が当選してそれが国の政策とかにどうやって影響を与えていくのか、よくわからない。

選挙は人気投票だと思ってる。党同士の陣取り合戦であり、多くとればそれだけ政策が通りやすくなる。勢力が拮抗すれば、誰かに不利になるような政策はなかなか通りにくくなる。

国会議員の唯一の仕事は法案を通すこと、と思ってる。人の話を聞く耳と、投票箱まで歩く足があれば議員なんて誰でも良い(体の不自由な人に対するあてつけではない)。どうせなら自分の考えをしっかりもった人よりも、周りの意見に簡単に左右されるちゃらんぽらんの方が望ましいとすら思える。

選挙に参加しても意味が無いと信じてる人もいるだろう。それは半分あってて半分違う。単に選挙に行って適当な人の名前を書いて箱に入れる。ビールを飲みながらテレビの特番を見る。あー、選んだ候補落ちたよ。うん。それだけでは確かに意味がない。
だが選挙から自分の利益を引き出す方法があるところにはあるのだ。俺はそれを知らない。知ってたら選挙行ってる。だけどね、大企業とかそれなりの人数を抱える組織では、どこの党に投票してくださいとかの指示が出る。ただでそんなことをするのは無い。なんらかの見返りがあるのだ。それは露骨に金とか品物だったりすると大問題だが、政策で応えるというのはあり得る。たとえその見返りの意味を理解できるのが組織上層部のごく一部だったとしても、利益が出るのなら選挙に参加する価値がある。

理屈ではわかってるんだけど、じゃあ誰に投票すれば自分の利益になるんだろう?わからない。消費税増税反対はわかりやすいけど、俺まだ若いし、今後人口減ってくの明らかなんだから今のうちに絞っといて欲しいなぁ。とか。個々の公約の上っ面だけを聴いても全然心が定まらない。そもそもそんなに公約聴いてないし。

ただ求める「フェアに」。