エピソード8について

面白いなと思ったブログ。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はなぜ傑作なのか?私の率直な考察【ネタバレ】 - StarWalker’s diary
新三部作はゴシック・ロマンスだというのだ。
確かに、カイロ・レンは軍人や支配者というよりは、怪人とか、ハリーポッターに出てきたほうがふさわしいような怪しげな感じがある。
また、偏屈な老人が住む孤島に、気は強いが何の後ろ盾もない少女が訪れて、この先一体どうなるだろう?と観客と一緒に不安がる。
同じくらいの年頃の怪人にさらわれて、対立したり共感したりときめいたりしちゃったりしたりする少女。
旧三部作が、フォースの光と闇、帝国と反乱軍、悪に追い詰められるが最終的に善が勝つ、のような教義的なストーリーだったのに対し、エピソード8は特に個人の持つ二面性とそれが相互作用して先の見えない複雑さに向かっているような気がする。

ちなみに、このブログの人は、どちらかと言えばエピソード8に否定的で、次のような記事も書いている。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はなぜ駄作なのか?私の率直な感想【ネタバレ】 - StarWalker’s diary

自分はエピソード8を見て、退屈はしなかった。奇をてらいすぎじゃないか?とは思った。
ルーカスが外れ、新三部作やスピンオフがスター・ウォーズの新しい見方、新風を呼び込んでいるのは、とても良いことだと思う。
エピソード9で一応の結末は迎えるだろうが、おそらくレイやフィン、そしてカイロの物語は続くんじゃないだろうか。
海外ドラマの風変りな1エピソードみたいな感じで、エピソード8はそれなりの評価を得ていくといいな。

なんで今頃こんなことを書いているかというと、「ハン・ソロ」を見に行こうか迷ってる。
別に、エピソード8にがっかりしたなんてことは全くない。
でも、「ハン・ソロ」は新三部作にたいして関係なくて、見ても見なくてもいい感がある。
もちろん、数十年にわたってその時代時代で新作を見れるというのはとても幸せなことだと思うし、内心はほぼ、見に行こうと思っている。
ただ、どのようなテンションで見に行ったらいいものか。。。
インディ・ジョーンズの新作を見に行くくらいの、軽い気持ちでいけばいいのかな?(失礼)