アニメについて

決して深い内容ではない。2016年1月から今までどのようなアニメを見てきたか、ということを語りたい。

自分は毎シーズン2本くらいずつアニメを視聴している。
アニメ全般が好き、というわけでもなく、見たいものだけ、何か面白いものを気楽に見たい、という姿勢だ。
それも決まった時間にテレビの前に座ってみるのではなく、好きな時間に手元のスマホで寝っ転がったり酒飲んだりしながら、自由に見たい。
別に実写でも構わないんだ。面白くて、それで好きな時間に好きな媒体で見れたら。
もちろんアニメも実写もビジネスなわけで、いろいろな問題があるのだろうが、それは今は置いといて、
一視聴者としてアニメの放送を楽しませてもらっている。前置き終わり。

1月は、「この素晴らしい世界に祝福を」と「アクティヴレイド」を見た。前者は2013年頃ネット小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿され、ラノベ化し、アニメ化した成功例。ニートの青年が交通事故をきっかけに異世界に転生し、かわいい女の子に囲まれて冒険者生活、と書くとあれだが、ギャグが面白く話のテンポもとてもよかった。来年2期をやるらしい。


後者は「スクライド」「コードギアス」の監督で知られる谷口悟朗が総監督になっていて、一体どんな話になるのだろう、これはぜひ見なければと蓋を開けてみたら、意外に特捜チーム的警察ドラマだった。なんというか作品通して続きが気になる感じじゃないんだけど、一話一話のお話が安定して面白い。警察の強化装甲スーツ部隊の話だが、作戦を遂行するには知事や管轄地域の許可が必要とか、容疑者は「確保」しなくてはいけないとか、制約だらけの中で新しい犯罪に対応していかなければならないのが見どころかな。1月〜3月で新興のサイバー犯罪集団と戦ったのだがチーム側も大きな痛手を受け…、というところで終わって、7月から2期が放送されている。
7月は上述の「アクティヴレイド2nd」と「ダンガンロンパ3未来編・絶望編」を見ている。前者は2期に入りメンバーが数名離脱したものの、新しいメンバーが入り、離脱したメンバーも民間協力者という形で今までより行動に幅が出てパワーアップといった感じ。「自分がプロデュースする地下アイドルで集めたファンを利用してテロする活動家」とか「清掃会社を営む元メンバーが民間協力者として参加するも、ごみをまき散らす犯人に激昂し抹殺しようとするも副社長の機転(車でひく)で事なきを得る」とか、相変わらず脚本がぶっ飛んでる。後者は、2009年から続くゲームシリーズの完結編(なぜかゲームではなくアニメ)。しかも週に2回放送で1クール24話という大胆な試み。2013年に第1作のアニメ化があり、賛否あったものの自分は毎週楽しみにしてた。今回は完全新作ということで制作者以外誰も結末を知らず。毎週小出しにされる情報、意味ありげなミスリード、さりげない伏線、たぶん意図的な肩透かし、新キャラの謎のホモ設定、そしてシリーズ共通の無慈悲なおしおきに視聴者は目が離せない。自分は週2回の放送を正座して待ち、放送の間は2chやまとめサイトを読み漁るくらい、中毒的に続きが気になっている。
こんな感じかな。あれ?4月はどうだったかな。・・・・あ!

4月は「ビッグオーダー」という神アニメがあった。そして恐ろしいことに今の今まで存在をすっかり忘れていた。3か月も経っていないのに。この作品、原作は未来日記えすのサカエ。制作会社も未来日記と同じ。というか公式サイトも未来日記ドメイン使い回し。うーん。 主題歌には恵まれていた。オープニングはカッコよく、エンディングは不気味。作画も良かった。キャラがみんなかわいい。そして原作通りだがほとんどのキャラがちょっとイカれてる(誉め言葉)。そしてストーリーは、・・なんか大味? うーん。 アニメは大きな話題にならず。しかも7月には原作連載も終了。なんだって!? 俺この作者の人、漫画的おもしろさのために全てをぶっこめるタイプの天才だと思うんだ。俺はこのアニメ本当に大好きだったよ。
そういえばビッグオーダーも終盤近くで謎のホモ設定がぶっこまれてた気がするなぁ。
もうやだこんな国(ほめてない)