自動更新がうまくいかない!

さて、無事にFedora 11になりました。なんだかメニュー等が全部英語になってしまったが、使えりゃいい。
しかし問題が一点。更新プログラムがあるとOSが通知してくれるのだが、適用するとエラーになってしまう。
未適用の更新プログラムが784件。なにそれこわい。
出ているエラーはdependencyエラーなので、アップグレードのときと同じく、問題のあるパッケージを削除していけばいいのだが、、、うまくいかない。
更新リストでperl関係のチェックを外すとうまくいく。perlの更新でなにか障害があるみたいだ。

どうもperl-libsの古いバージョン(.i386)を新しいバージョン(.i586)で置き換えようとするのだが、perl-libs.i386はいろんなパッケージから参照されており、おまけに perl.i386perl-libs.i386 が相互依存している。しかもyumでremoveするとyumがコケる。
rpmで個別削除を試みるも、依存性のため不可。--forceオプションは削除には使えないらしい。

perl関連のi386パッケージがぶっ壊れてると判断し、Fedora 10のを入れ直してみることにした。
古いパッケージは、例えば以下から入手できる。
http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/releases/10/Everything/i386/os/Packages/
wgetで関連パッケージをダウンロードし、rpmに--forceオプションをつけて一括でインストールすると、なんとか直ったみたいで、更新プログラムを消化することができた。
しかし古いパッケージってアンインストールしないとどんどん溜め込まれていくんだなぁ。
package-cleanup --dupes
というコマンドで、重複しているパッケージを洗い出して、いらないものは消したほうがいいのかもしれない。
まあ、やる気はないけど。触らぬ神に祟りなしって言葉もあるし。