バベル

何よりも伝わって欲しいのに、伝わらないことがある。そのまま世界は回ってる。

そんなテーマを共通に、独立した4つの物語が少しずつつながっている。
テロがあふれるモロッコでは小さな兄弟が誤って人を撃ってしまう。
旅行で来ていたアメリカ人の夫妻は妻が撃たれてしまい、言葉の通じないなか立ち往生する。
夫妻の子供を預かっていたベビーシッターは、ふとした弾みでメキシコ国境を突破して子供と砂漠に取り残されてしまう。
銃の元の持ち主である日本人は、聾の娘と暮らしている。そこへモロッコの事件について聞きに警察がやってくる。
面白いし良くできてる。