マジックディスク
ワールドワールドワールドを聴いて、期待を裏切らない人たちだなぁと思った。
音楽に対する真摯な姿勢は日本の最高峰にあると思う。
だから今作を聴く前も不安はなかった。
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変わった部分は確かにある。
- 後藤さんは叫んでない。
- ドラムがわりと地味(別のもの叩いてるし)
- 一度やってみたい逆再生。
- ブラス。ストリングス。ピアノ。#7を聴くと「何処行くの?」と不安になる。
だが変わっていない部分もたくさんあり、どう考えてもアジカンなのだ。
- 過去の作品(#2がワールドアパート+アフターダークぽい)や一昔前の洋楽曲ぽい(#4がオアシスぽい。#6も)フレーズがある。
- ギターはあまり変わってない気がする。少し澄んでる?
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おそらくギター2本とベースとドラムとボーカルの組み合わせでできることは、ワールド×3の途中でやりつくしてしまったんだと思う。
持っている絵の具ではもの足りないから新しい画材を取り入れた。それだけのこと。
荒い部分は努力と手間をかけてなめらかに整えた。それだけのこと。
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これ書きながらもう一度聴き直してたけど、なんかすげー豊かだ。いろいろ(笑