第9地区

サービスデーだから見てきてしまった。
映画館行くのレッドクリフ2以来だな…。
かなり衝撃的な映像で終わったあと身動きとれなかった。
よくPG12で通ったな。

あらすじはパス!
見に行け。
グロ注意。スターシップトゥルーパーズ程度。

インデペンデンス・デイ、14周年アニバーサリーのごとく、都市の上に静止する超巨大宇宙船。
ただし数は一隻。おまけに場所は南アフリカヨハネスブルグ
さらに宇宙船の滞在期間、なんと28年。。。
宇宙船のふたを開けてみたら中にはたくさんの異星人が栄養失調で衰弱。
とりあえず宇宙船の下にキャンプを作って難民として受け入れることに、って冗談みたいな設定。
だがそれが事実として、淡々と描かれる。コワい。

舞台が基本的に南アフリカで完結しているため、こういう映画につきもののアメリカ兵が出てこないのも特徴的だ。代わりに企業に雇われた傭兵とギャング団があばれまくる。
キャストも無名だし、エキストラも現地採用(市民へのインタビュー部分は「外国人(alien)」についてどう思うかを聞いているらしい)。おまけに製作のピーター・ジャクソンニュージーランドで映画を作る。そりゃコスト抑えられるよね。

途中、誰に感情移入していいのか全然わからなくなった。
だって、ヴィカスの行動は場合によっては地球の危機を招くかもしれないのだ。主人公の自分可愛さっぷりがまたこの映画のいいところでもあるんだけど。
向うのテクノロジーはこっちより進んでるんだから。というか地球人は舐めすぎだ。
そういえば宇宙人の星の名前が出てこないから、○○星人って書けないな。惑星は7個あるらしい。
どうでもいいけど映画の終わりがなぜかアライバルを思い出させる。