天使と悪魔

チケット買う瞬間まで観る気さらさらなかったが、観たら結構面白かった。少し前に見たダヴィンチ・コードの吹き替えテレビ放送よりはずっと面白いと思う。ていうか日本の代表的な声優陣による吹き替えは個人的にもうムリなんすけど・・・。ユアン・マクレガーの声は吹き替えなしで聞きたいです。
しょっぱなから巨大加速器の内部を疾走する、科学少年感涙映像。
いかにもSFて感じの派手な飾りつけもなく、ストイックに出力上昇→衝突! うはー。
生成されたのはなんと反物質
容器と接触して暴発しないよう、磁気で浮かせているため、電磁石のバッテリーが切れると大爆発というオモシロ設定。
これから一体どうなるの?というところで突然のグロ映像。
いい。すごくいい。
基本的にローテンションな映画をもたすべく、途中に挿入されるカーチェイスの必要以上の空回りとか、刑事さんがすこぶる役立たずなところとか、いとおかし。
カリグラがエジプトから持ち帰ったといわれるオベリスクとかパンテオンとかナヴォーナ広場とか、まるで観光してるみたいな、なにこのお得感。
そんでもって教皇様の聖度が爆発してリアル後光状態でまあ大変。
ストーリーは、まあ、どうでもいいっちゃあどうでもいいんだ。このシリーズの場合。
なんかすげえ映像がいっぱい見れて、疲れ気味だった私は若干幸せな気分になりました。思わず入信してしまいそうになるくらい。・・・いやいやいや!