ベンジャミン・バトン

映画の日なので行ってきた。
以下、ネタバレするので、見る予定の人は気をつけて。

感想だけ述べると、
映像の美しさはずば抜けている。夜間の戦闘シーンは夜空に大量の星が浮かび、弾丸の軌跡も映える。どうでもいいけど、銃というのは高速で弾丸を放って相手の体にめり込ませるための道具なんだなーと、再認識してしまった。
お話は前半はかなり好き。フィッツジェラルドつながりで「ホテル・ニューハンプシャー」としか思えない。バトン氏が出てきたときは、脳内変換でアーバスノット老人になってたし、ホテルに娼婦、オペラときたら、ねえ。
お話の後半は普通。老いていくケイト・ブランシェットが見ていてつらいし、途中くどいくらいに何度もハリケーンの話が出てきて、ラストへの伏線に違いないと思わせときながら何もなかったり。ラストシーンは撮ってあったけど、あまりに長い尺と、ブラピ目当ての観客層を考慮してカットになったに違いない。空からボタンがたくさん降ってくるとか、そんなのじゃね?
ビートルズのツイスト・アンド・シャウトが使われていたのは驚いた。使用料めちゃくちゃ高いだろうに。あんな無造作に・・・

原作が以下で読めるらしい。英語だけど。
ちょっと読んでみるかな。
http://xroads.virginia.edu/~HYPER/Fitzgerald/jazz/benjamin/benjamin1.htm