科学少年必見!

GyaOのドキュメンタリーチャンネルでやっている『ヒューマン・エッジ』はアメリカの科学番組。
vol.3は、ウェアラブル・コンピュータ、CGのライティング技術、ロボットアームによる医療をとりあげる。
いつ製作の番組かはわからないが、取り上げる内容自体は新しいものではない。
しかし、短い映像クリップがものすごいカット数で切り替わりながら、CGや科学者の生身の声など豊富な素材を駆使していて、見た後はとてもわかりやすいという印象が残る。
たとえばウェアラブル・コンピュータの話題では、最初の考案者による思い出話から始まり、より小型化し高機能になっていくマシンや、ウェアラブルのファッションショーをはさみ、われわれの日常生活へ役立ちそうな例へとつなげる。
たかだか10分程度である。
そして最後に、ネットワークに接続する装着型コンピュータを通して個人が追跡・監視されるという可能性に、申し訳程度に言及するのも忘れてはいない。

またCGライティング技術の話題では、光の当たり具合がいかに「リアルさ」に影響を与えそしてむずかしいことであるかが語られ、次にある科学者が自ら考案した、ビデオカメラの前にいろんな材質の6つの球をつけたお間抜けな装置を持って外を歩くさまを映し出す。
光を反射する球の像をカメラからコンピュータに転送して、細かなメッシュに分解、それを暗室で撮影したモデルの3D写真に適用するとあら不思議、カリフォルニアにいる彼女がローマの教会の光の中に。
言葉で表現するよりも絶対に見たほうが早い。

最後の話題は医療を変えるロボット技術。
ドクターがロボットアームで手術をすると、①患者のからだに負担を与える切開を最小限にとどめることができる。たとえば心臓手術でさえ、必要なのは鉛筆の直径くらいの穴3つでよい。②幹部の映像は20倍に拡大されスクリーンに映る。逆に手の動きは20分の一で幹部に届くため、手の震えを心配しなくてもよくなる。③遠隔操作ができる。たとえばニューヨークにいながらにしてシアトルの医者と昨日の野球の結果を話しながらロサンゼルスにいる瀕死の患者の手術をすることができる。いいのか?

ようするに科学万歳、技術の未来に栄光あれ!なのだ。
そういえば日本の科学番組ってなくなっちゃったな
万物創世記見てたのになぁ
特命リサーチも、いいかげんだったけどあるだけ良かったのかなぁ
やってみよう何でも実験ってもう終わってんだなぁ
サイエンスアイはタイトル変えてやってるみたいだけど、見てないなぁ
目がテンはまだやってるけど、時間帯がなぁ