景品表示法

http://www.caa.go.jp/representation/index.html
消費者庁の説明サイトによると、景品表示法(正式名は不当景品類及び不当表示防止法)は<不当な表示の禁止>と<過大な景品類の提供の禁止>を目的としているようだ。

さっき夕飯後にパイナップルの切り身を食いながら思ったのが、ドラゴンボールってコンプガチャに似ているよな、という。
非常に発見確率の低いボールを7つコンプすることで、「なんでも願いがかなう」というさらに景品を得ることができる。実際に7つ集めると、神様にできる範囲でという条件はあるがなんでも願いをかなえてくれるのは事実なので、<不当な表示の禁止>についてはとくに問題ないだろう。
<過大な景品類の提供の禁止>のほうだが、ボールの奪い合いを一般懸賞とみなすと、商品の最高額は10万円だそうだ。神様の力が10万円相当というのはさすがにあり得ないので、過大な商品と言えるだろう。「永遠の若さを与えよう。ただし最高額は10万円で」といわれると、全身エステフルコースを受ける大魔王の姿が浮かんで笑える。

ちなみに聖杯戦争も懸賞と言えるが、<過大な景品類の提供の禁止>はもちろんのこと、令呪一画プレゼントといいながら一参加者が十画近くもっていたり、万能の願望機どころかこの世全ての悪が中身だったり、<不当な表示の禁止>的に余裕でアウトです。