2005-06-25 愚か者−畸篇小説集 読書 短編集です。 最初はカフカかと思いました。 まあ、一度通して読んで、おおかた内容を忘れてしまったのだけど。 実体験を緻密に書く感じのが、やっぱりらしいし、好きだ。 うーん、どの程度創作なのかは知らないけど、子供のころのこと私はこんなに覚えていない。 学校のアイドルが、身を持ち崩して、便所で後ろからぐさっと。 すごい、すごすぎる。 何よりも、それをひたすら傍観しているだけの、作者の姿が見えるのが味だ。