ブラックボトル

10月からアルコールが高くなるらしい。

なので今のうちにトリスの4リットルペットボトルを4本買っておいた。実際のところサントリーの値上げ商品にトリスは含まれていない。いや?値上げしない商品にも含まれていない。どっちなんだこれは?よくわからない。よくわからないときは買っとけばいいじゃない。

で、そのついでに前から気になっていたブラックボトルを買ってみた。ブラックボトルは比較的安いウィスキーのわりに、2022年のワールド・ウィスキー・アワードでスコットランドのCategory Winnerを受賞してしまった安酒飲みの期待の星。

値段は10年ものではない一番安いスタンダード700mlで3700円。おいおい、その値段でトリス4リットルが1本買えるんだが?安いのかそれは? なお、同列に並んでいるデュワーズ15年などは5000円近くする。うん。安い。たしかに安い。

そんなこんなで手に入れたブラックボトル700ml。これは2013年にリニューアルされ、それまではアイラモルト7種のブレンドだったのが、今はブナハーブントバモリーレダイグ、ディーンストンをキーモルトとしています。

まずはストレートで少量飲む。ピートと潮の香りを感じます。体温で温めた蒸気を吸い込むとアルコールが強い。

氷を入れて、水を同量入れてみました。スモーキーさが消え、海水を飲んでいるよう。これはあまりおすすめしないかな。ただ、飲んだあとに喉の奥に甘みを感じます。

炭酸で割って氷を入れないハイボールに。うん、うまい。スモーキーな香りを感じますが液体もなんかねっとりした存在感を感じます。この日のために買ったチョコレートをつまみながら飲む。激烈にうまいな。ストレートで飲んだあとの2杯目で酔っ払っているだけかもしれないが、普段飲んでいるトリスの軽さとは違う、ねっとり残る存在感。うーむ、それは単にトリス37度とブラックボトル40度の濃さの違いなのか?まだ良くわからないが、この700mlが尽きるまでじっくり飲み比べていこうと思う。

だって、トリスはあと16リットルもあるのだから!