Chromeでユーザースクリプトを使う別の方法

ブラウザChromeの最近の更新で、これまでブラウザの標準機能で使えていたユーザースクリプトが無効になり、有効化もできなくなりました。
以下の記事が詳しいですが、ユーザースクリプトの本拠地だったuserscripts.orgがアレなことになっていたらしく、セキュリティ確保のため仕方のないことなのかもしれません。
Chromeでユーザースクリプトが無効化されたから、Tampermonkey経由で利用する|DNAが支配する世界
ただ、リスクを承知の上でやっぱりユーザスクリプトを使い続けたいよ、という人は、上の記事にあるようにTampermonkeyのような拡張機能をインストールすれば動かせるようです。
この記事は、Tampermonkeyを使わずに、あくまでブラウザの標準機能だけでユーザスクリプトを動かす方法を説明します。

ネタ元はこちら。
Enable a non-PlayStore UserScript with Chrome 35 and above|stackoverflow

ユーザスクリプトのjsファイルが手元にあることを前提とします。
1.適当なフォルダを作成する
2.フォルダのなかに、jsファイルと、以下の内容のマニフェストファイル(manifest.json)を配置する


{
"manifest_version":2,
"version":"1.0",
"name": "MyScript",             // 拡張機能画面に表示する名前
"content_scripts": [
{
"js": ["myscript.user.js"], // スクリプトのファイル名
"matches": ["http://domain.com/*"] // スクリプトを適用する対象のURLパターン
}
]
}

3.Chrome拡張機能画面の上部のデベロッパーモードにチェックをいれ、「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリック
4.作成したフォルダを指定してOK
これで終わりです。
要は、ユーザースクリプトを本物の拡張機能にしてしまおうという寸法です。
2014/6/15現在、私のところではこれで動作させることが出来ました。